ご挨拶

 平素より、日本の災害医療・災害薬学の普及・発展にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。このたび、新潟薬科大学新津駅東キャンパスを会場として、日本災害医療薬剤師学会第9回学術大会を2020年7月4日(土)、5日(日)の2日間の日程にて開催させて頂く運びとなりました。
 日本災害医療薬剤師学会は、2004年の中越地震における災害医療活動を契機として2006年4月に発足し、個々の薬剤師の能力の向上、並びに、他職種との連携を理念としました。新潟はいわば日本の災害医療・災害薬学のメッカ。今回、本大会が14年の時を経て、里帰りを果たすこととなります。
 そこで本大会のテーマは、「被災者によりそい、ともに生きるために ~組織横断的連携と災害薬学が目指すもの~ 」としました。支援者同士が支え合うことの重要性、そして、学術団体として学問的な基盤の底上げを目指す、との思いを込めました。具体的には、災害医療のフィールドでアカデミックな活動をされている先生方の教育講演、領域の垣根を超えた薬剤師間の交流やセミナー、新潟薬科大学・新潟大学共催による災害薬学研究会2020を本学会との合同シンポジウムとして開催し、厚生労働省、文部科学省からの招聘講師や学生も交えた総合討論、など、多彩な企画を準備しています。
 本大会は、誰もが被災者となりうる今日の日本社会において、災害医療を志す薬剤師が集い、互いに研鑽する、他に類を見ない貴重な場です。多くの皆様からのご参加を賜りたく、何卒お願い申し上げます。

2020年 2月吉日

日本災害医療薬剤師学会 第 9回学術大会  

大会長   和泉 邦彦     

(新潟大学医部 災害医療教育センター 特任講師)